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「老後のために投資を始めたい」とお考えなら、次に「投資対象」を選定しなくてはなりません。なぜ今、株や為替などの金融取引ではなく、不動産に注目が集まっているのでしょうか?それぞれの投資対象を比較しながら考えていきます。
インターネットで便利になった資産運用
インターネットが世界的に普及して、株やFXなどの金融商品は、より手軽に取引できるようになりました。事実、サラリーマンや主婦が「副業」として始めて、気付けば「本業より儲かっていた」なんていう話もよく耳にします。
しかし実際のところは、ほんの一部の成功例を除き、投資家の半分以上は「損」をしています。投資に参加する「プレイヤー」が増えたからこそ、競争は激化し、利益を上げることが難しくなっています。
株や為替の実態は
株やFXに代表される金融商品は、「ハイリスク・ハイリターン」な投資対象だとよく言われます。ごく一部の投資家は「大儲け」する代わりに、その他大勢の投資家が損をする。また、利益を上げるためには「専門知識」が欠かせません。
金融商品は、精神的にも時間的にも、投資家の生活から「ゆとり」を奪います。売買のタイミングを数時間単位で決断し、経済政策に関する情報を専門誌から収集し、新聞やニュースを毎日欠かさすにチェックする…そこまでしてようやく、投資の「スタートライン」に立つことができます。
不動産投資は何が違うのか
もしもあなたが「老後はのんびり過ごしたい」、「贅沢は求めないから、悠々自適の生活を送りたい」とお考えなら、金融取引はおすすめできません。「ハイリスク・ハイリターン」の投資対象は、投資家にストレスを強いるものです。また、「生涯現役」とは言わないまでも、「生涯学習」、「情報収集の毎日」を送る覚悟が必要です。
その点、不動産投資は、長期的に安定した収入を「ローリスク&ロングリターン」の形で期待することができます。価格が上がった、下がったと、毎日のように一喜一憂する必要もありません。また、煩雑な作業は管理会社に一任できるため、時間を拘束されることもないでしょう。
確かにバブル期のような「一攫千金」の夢は、不動産投資には望めないかもしれません。しかし、「悠々自適の老後」を実現する手段としては、最適な投資対象といえるでしょう。実際に、家賃収入と節税効果を見込んで、40代~50代から「サラリーマン大家」になるケースも増えています。退職金や年金を安全に運用する手段として、まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。