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「不動産投資」=「男性の世界」という従来のイメージを覆す「不動産女子」の存在が注目されています。特に未婚の女性に多いとされる不動産女子。彼女たちはどのような将来を見据えて、不動産に投資しているのでしょうか。
単身者ならではの「不安」が投資行動を招く?
独身女性が「お一人様」と呼ばれるようになってはや数年。男社会の慣例に飽き足りない女性たちが、今度は投資の世界にまで躍進している…そのように考えることもできるでしょう。結婚や出産という選択肢を除外して、あくまで経済の世界で成功を目指す「強い女性像」。確かにそのような一面も見て取れます。
しかし一方では、お一人様の抱える切実な「不安」を指摘する声もあります。将来(老後)は夫も子どもも頼れないとすれば、それら家族に代わる「何か」を求めるのはもっともな話。10年~20年という「ロングリターン」で生活を安定させてくれる不動産は、まさに格好の投資対象です。
言ってしまえば、これまで結婚(男)や出産(子)に「投資」していた女性たちが、不動産に乗り換えた…そのように見なすこともできるでしょう。いわば将来(老後)の不安を払拭するための不動産投資なのですね。
女性オーナーが多い「女性向け物件」
不動産のニーズは細分化が進み、最近では「女性向け物件」も人気を呼んでいます。強化されたセキュリティ機能、オシャレな内装、一人暮らしから子育てにまで対応できる立地条件…などなど、女性を呼び込むために設計された不動産。こうした「女性目線」で利用者を呼び込む賃貸マンション、アパートなどが、全国的に増えています。
女性の目線を理解しているのは当然、女性たち。「一人暮らしの女性が安心して暮らせるアパート」、「高齢の女性が孤立することなく生活可能な福祉施設」など、女性ならではのコンセプトで次々に「女性向け物件」の多様化が進んでいます。
こうした女性向け物件を所有するオーナーは、やはり女性である比率が高いといわれています。自らの「こんな場所に住みたい」という現実的なセンスからアイデアを出して、それを形にする。美容やファッションの世界がそうであるように、「女性のことは女性に任せろ」というわけです。
将来的には「自分が住む」という選択肢も
女性の不動産投資には「収益の確保」以外にもう一つの目的があるようです。それは「老後は自分が住む」という、一種の人生設計。男性よりも長生きで、「元気な老後」を展望するキャリアウーマンならではの発想といえるでしょう。